糖尿病の初期症状を押さえて健康になろう!

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適した抗体を見つけるため

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抗原と抗体との結合

ウイルスなど病気の原因となる抗原が入ってくると、体ではそれを撃退するための抗体が働き始めます。この抗体によって抗原は力を失い、体に対して害をもたらさなくなるのです。抗原にも抗体にも様々なものがあるのですが、抗原を撃退するためには、それに適した抗体を与える必要があります。そしてその抗体を発見するためにおこなわれる作業が、免疫沈降です。免疫沈降では、患者から採取した血液を小分けにし、それぞれに異なる抗体が与えられます。有効となる抗体が与えられた血液では、抗原が抗体と結合することで、沈降していくのです。そのため免疫沈降をおこなえば、抗原を特定しにくい病気でも、適した抗体を見つけ、効率良く治すことが可能となります。

膠原病の治療に

免疫沈降は、特に膠原病の治療における効果が期待されています。膠原病とは、本来は体に害を与えないはずのたんぱく質などを抗原とみなして、抗体が発動してしまう病気です。そのため膠原病になると、ウイルスなどが侵入していないにも関わらず、発熱や痛みといった症状が出てきます。体内にもともと存在している、多くの物質のうちのひとつが抗原となってしまうわけですから、ウイルスと異なり、発見や特定は困難です。しかし免疫沈降によって特定できれば、それに対して発動している抗体を的確に抑えることが可能になるのです。近年では、環境汚染や高齢化などから、膠原病を発症する人が増えてきています。そのため免疫沈降に対する期待は、ますます高まってきています。